ブルーハーツとの出会い。
ブルーハーツとの、最初の出会いは小学校2年の頃。
全校集会みたいなところで、生徒会長がいきなりリンダリンダを歌い始めた。
「ドブネズミみたいに 美しくなりたい」「写真には映らない 美しさがあるから」
「リンダ リンダぁー!!!」
全身を使って跳ね回り、先生の制止を振り切って彼は歌い切った。
衝撃的だったけど、その時は
ブルーハーツと思ってきいていなかったし、
尊敬していた生徒会長が変わってしまって、とても心配だった。
何か嫌なことがあったのかな・・。そんな風に思った。
今思い出してみると
あのようなフォーマルな場で自身の立場も鑑みず、
ブルーハーツに対する愛をさらけ出したその姿は…
とても、美しかったかもしれないです。
自分でも同じようにやってみたいとは
全く思わないけど。
でも、のちにリンダリンダを改めて聴いて
「あの時の!」ってなって
凄く興味を持って、気が付けば立派なブルーハーツフリークスになっていたので
あの日の彼の輝きには、とても感謝しています。
そう言えば、ドブネズミがなぜ美しいか
考えたことはありますでしょうか。
私はけっこう考えました。
で、たどり着いた答えは「生きているから」じゃないかなと思いました。
「生きている」ってそれだけで美しいな、と。