ブルーハーツの曲解説 星をください
ブルーハーツの曲を解説します。
今回は「星をください」です。
この曲と「遠くまで」を2ndアルバムに収録したために
「窓をあけよう」「ほんの少しだけ」の2曲は収録見送りになり、
結局、そのまま未発表曲となってしまったと言われています。
それだけ思い入れがある曲だったのかもしれません。
星をください
リフ
シンプルなカッティング。
テンポも良いし、演奏していて楽しいと思います。
コード進行
4/4拍子
パワーコードばかりですが、
移動がおおく、アルペジオもはいります。
おかずがあって栄養バランスばっちりな感じです!
Aメロ前半
F(2)→C(2)→Dm(2)→C(2)
(カッコ内の数字は拍数です)
Aメロコーラス
F(1)→A#(1)→F(1)→A#(1)
Aメロ後半
F(1)→C(1)→A#(1)→C(1)
Bメロ
D#m(0.5)→C(0,5)→F(1)→A#(0.5)→C(0,5) F(2)C(4)
サビ
F(1)→C(1)→F(1)→C(1)
*リフと同じなので割愛
ギターソロ
マーシーさんお得意のスケール行ったり来たり。
スライドとビブラート以外はシンプルな単音弾きなので
ギターソロに初挑戦する人にも
おすすめのソロ。
コードタブ譜
歌詞の聞きどころ
星が 今日の僕には 見えません 願いをかける 星さえ見えず
そんな気持ちなんです
どストレートな感情表現。
これがヒロトさんの詩の魅力の一つだと思います
弱っていることを
誰にも打ち明けられない人もいると思いますが、
そんな人達の気持ちを代弁しているように、聴こえます。
都会の空に 星をください
とてもキレイな 星をください
何かに躓いている全ての人への応援だと思います。
みんなしあわせになって欲しい。
そんな、優しさが聞こえてきそうです。
いつでも歌を歌う時は、マイクロフォンの中からガンバレって言っている
ブルーハーツらしい一曲ですね!
今回解説した曲
今回解説した曲の楽譜
星をくださいの他にも、ブルーハーツの代表的なものは全部入っています。
収録作品
・アルバム YOUNG AND PRETTY
THE BLUE HEARTS BOX
ブルーハーツの曲解説 青空
ブルーハーツの曲を解説します。
今回は「青空」です。
この曲の読み方は「あおぞら」ではなく「あおいそら」だそうです。
作者のマーシーさんがそう読んでいたのですが、
メディアも、ヒロトさんも「あおぞら」と読んでおり
浸透しなかったようです。
miwa、藤原ヒロシ、高橋優
片平里菜、竹原ピストル、WANIMA
Acid Black Cherry、菅田将暉
など、沢山のアーティストにカバーされています。
青空
リフ
Aのベース音を移動させるシンプルなリフなのに凄くエモい。
ギター練習にピッタリのフレーズで、
他のコードでやってもかっこいい。
覚えておいて損はないリフです。
コード進行
4/4拍子
コードが5つしかない素晴らしい曲。
Aメロとサビが同じコード進行なのも嬉しいですね。
マーシーさんありがとう!
(カッコ内の数字は小節数です)
Aメロ
A(2)→F#m(2)→D(1)→E(1)→D(1)→E(1)
Bメロ
C#m(1)→F#m(1)→D(1)→A(1)
C#m(1)→F#m(1)→D(1)→E(2)
サビ
A(2)→F#m(2)→D(1)→E(1)→D(1)→E(1) *Aメロと同じなので割愛
ギターソロ
マーシーさんお得意のスケール行ったり来たり。
シンプルなのにかっこいい。
スケールの勉強にもなるので
ギター練習にぴったり。
アウトロ
F#m(2)→D(1)→E(1)
コードタブ譜
歌詞の聞きどころ
生まれたところや 皮膚や目の色で いったいこの僕の 何が分かると言うのだろう
「青空」は人種差別に対する疑問や怒りがベースになっていますが、
ここにそれが凝縮されていると思います。
この二行だけでも世界中にいる、
人種差別をしている人、されている人に届いて欲しいと思います。
とても難しい問題を
たった二行で分かりやすくしてしまう
マーシーさんはやっぱすげえ。
運転手さんそのバスに 僕も乗っけてくれないか
行き先ならどこでもいいこんなはずじゃなかっただろう 歴史が僕を問いつめる
眩しいほど 青い空の真下で
奴隷が売られていく情景の描写かと思われます。
「こんなはずじゃなかっただろう」
この一行から、
たまたまある時代の、ある場所に、ある人種で、生まれてしまっただけで
望まない人生を、送らされてしまった人たちに対する深い哀悼の意が伝わってきます。
数あるブルーハーツの名曲のなかでも
特に良い曲だと思います。
シンプルな曲にとんでもねえ歌詞を乗せてくる。
ブルーハーツらしい一曲ですね!
今回解説した曲
今回解説した曲の楽譜
青空の他にも、ブルーハーツの代表的なものは全部入っています。
収録作品
・シングル
青空(c/w 平成のブルース)
・アルバム
TRAIN TRAIN
MEET THE BLUE HEARTS
SUPER BEST
LIVE ALL SOLD OUT
野音 Live on'94 6.18/19
THE BLUE HEARTS BOX
ブルーハーツのセットリスト
ブルーハーツが演奏している映像をはじめてみた時は衝撃的でした。
テレビでみたような気がしますが、
これ大丈夫なの?
って、子供ながらに思った記憶があります。
ヒロトさんはステージでのパフォーマンスについて
「なんだこれは」と思われたかったと
何かの雑誌で、答えていたと思うので
狙い通りだったということかと思います。
他の誰とも違う。
かっこいいのかどうかもよく分からない。
でも、目をそらせない。
言葉が胸に刺さる。
そんな感じでした。
できることなら80年代に自分で、ライブのチケットが買えるくらいの年で
生きてみたかったです。
ブルーハーツのライブがどうしてもみたい。。
で、凄いサイトを見つけました。
ライブのセットリストが見れちゃいます!
Livefans
これは激アツですね!私だけかな?
こんなんで興奮してるの笑
ブルーハーツの曲解説で使っている機材
ブルーハーツってシンプルであるからこそ
奥が深いなって思っています。
あんな詩はかけないですが、
でも、演奏のほうならいけるかも??
と、思ったのは中3くらいだったかと思います。
兄のギターをこっそり触ってみて、
ジャーン!と、ならして
才能あるかも!
と、思ったのが、懐かしいです。
そんな私ですが、このブログで使っている
機材を紹介したいと思います。
使用機材
ギター
安かったし、使いやすいし、
おすすめです。
この値段でチョーキングしまくっても
なかなかチューニングが狂いません。
素晴らしいギターです。
エフェクター
こちらはドラムの音出してくれるとこが気に入って使っています。
でも、ロマンチックの曲解説の際、
ロマンチックな音が出したいなと思って
やってみたら凄くいい音がでまして、
私ごときの演奏でもそれなりに
ロマンチックに聞こえました。
これまた安いのに
いい仕事をしてくれていると思います。
↓ロマンチックの曲解説はこちらです
the-blue-hearts.hatenablog.com
↓ロマンチックな音はこの設定ででました。
アンプ
こちらは見た目の可愛さに、やられて購入しましたが、
なかなかいい仕事をしてくれます。
おすすめの楽譜
ブルーハーツの代表的なものは全部入っています。
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お問い合わせ
ブルーハーツとの出会い。
ブルーハーツとの、最初の出会いは小学校2年の頃。
全校集会みたいなところで、生徒会長がいきなりリンダリンダを歌い始めた。
「ドブネズミみたいに 美しくなりたい」「写真には映らない 美しさがあるから」
「リンダ リンダぁー!!!」
全身を使って跳ね回り、先生の制止を振り切って彼は歌い切った。
衝撃的だったけど、その時は
ブルーハーツと思ってきいていなかったし、
尊敬していた生徒会長が変わってしまって、とても心配だった。
何か嫌なことがあったのかな・・。そんな風に思った。
今思い出してみると
あのようなフォーマルな場で自身の立場も鑑みず、
ブルーハーツに対する愛をさらけ出したその姿は…
とても、美しかったかもしれないです。
自分でも同じようにやってみたいとは
全く思わないけど。
でも、のちにリンダリンダを改めて聴いて
「あの時の!」ってなって
凄く興味を持って、気が付けば立派なブルーハーツフリークスになっていたので
あの日の彼の輝きには、とても感謝しています。
そう言えば、ドブネズミがなぜ美しいか
考えたことはありますでしょうか。
私はけっこう考えました。
で、たどり着いた答えは「生きているから」じゃないかなと思いました。
「生きている」ってそれだけで美しいな、と。